2015-10-15 Thu 12:11
![]() 『利上げのタイミングは、世界の市場状況をみながら適切な時期に・・・』 株価、長期金利、そして、米指標の弱い結果が相場を駆け抜ける時、 『利上げによる期待感・不安感』が絡んできます。 ここ最近の為替相場の背景には、これがある為、一時的な<悪い、弱い>結果もひつこく値動きに影響してきます。 それが、不安の連鎖を作りだし、また新たな不安を呼び込み事で、やがては恐怖心へと変わり『リスク回避』となる訳ですが、 昨日は、 欧州時間からNY時間にかけて、全面的にドル売りが加速。 米長期金利の大幅低下、ダウ平均の下げ、 米指標の 9月小売売上高、(米) 9月生産者物価指数の非常に弱い結果 トドメに(米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)です。 ・経済は8月中旬-10月初旬に引き続き緩やかに拡大 ・多くの連銀がドルは製造業や観光業に打撃と指摘 ・製造業は弱い、またはまだら模様 プラス的な内容もあるのですが、 米国の弱い指標材料を受けた流れの中では、マイナスの印象を過剰に拾ってしまいます。 どこまで、回避行動に付き合い、どこでそのリスクを許容するのか、 チャートポイント以外に、しっかりと見極めなければならないポイントがあるようです。 ・気になる注目指標 2015/10/15 21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数 21:30 (米) 9月消費者物価指数 21:30 (米) 10月ニューヨーク連銀製造業景気指数 23:00 (米) 10月フィラデルフィア連銀景況指数 ![]() 外為オンライン ・気になるチャートポイント レジスタンスサポートライン② 119.69 レジスタンスサポートライン① 119.48 レジスタンスサポートライン① 118.61 レジスタンスサポートライン② 118.44 ・気になる市場オーダー 120.20-25 断続的に売り 119.80-120.00 断続的に売り 118.60 割り込むとストップロス売り 118.50 買い厚め・割り込むとストップロス売り 118.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り チャートポイントでは、長い時間足で続いていた、レンジ相場を下抜けるか、また、レンジになるのかの瀬戸際です。 市場オーダーも売りが多く、ここでは下を意識されている事がわかります。 戻すと売られるといった上が重い展開になるのですが、 問題は、どこまで戻すのかと、どういった材料で戻っているのかです。 レンジ相場の真下で『売り』なんて事だけは避けたいですね。 今日はNY時間に注目指標があります。 なんとか切り抜けたいですね。 条件付の確率で、発生する恩恵への錯覚 FXの効果的なテクニカル分析は参加者多数が作り出す意識された指標 FXで取引し易い時間帯を把握する 人気ブログランキング にほんブログ村 FX テクニカルトレード派 スポンサーサイト
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